湿度100%と記録的豪雨の沖縄2


金城三味線製作所

八重山黒木販売!

台北飯店のやきそば

ふつーの古本屋さん?

で出会いました!

takarin歩けばアグーにあたる?

新本です。

同じく新本。

平凡社・東洋文庫です。

翌日、師匠のはからいで、追加の指導を受けることができました。いつも、我がことのように進展具合を心配してくださるのですが、だからといって、こちらがいつも期待通りに、上達できるはずはありません。(夜は練習しないで飲んでいるわけですから余計にヤバイです)「それだったら昨日来た時と同じじゃぁないの?」と言われてしまって、冷や汗たらり。いよいよ、終了間際という頃になってようやく、「それでいいんだよ。今のそれを忘れないで。」の御言葉をいただきました。

終了後、金城三味線製作所へ。2月にべっちーさんが、こちらでバチを購入されたと聞いて、是非一度訪ねてみたいと思っていたのですが、ようやくかないました。色々並べてじっくり眺めていると、「見ているだけではわからないよ。弾いてみないと。バチはまず、滑るのはダメ、弦(ちる)に吸い付くようなものを選ばないといけないよ。」と、明らかに黒檀とわかる三味線を渡して下さいます。

それもそのはず、結局同じ形のバチをふたつ購入したのですが、いただいた三味線拭きに「八重山黒木販売」って書いてありました。それで、よくよく見渡してみれば、あっちにゴロゴロ、こっちにゴロゴロ、県産かどうかは僕には見分けはつきませんが、「黒檀」がたくさんありました。べっちーさん、おひとついかが?

「金城三味線製作所」那覇市松山1-19-9・098-868-1525

ここでちょうど、お腹が空いてきたので、金城さんにうかがってみました。「オススメのお店ありますか?」少し考えられた後、紹介して下さったのが、「台北飯店」。「僕はたいてい、焼きそばをたべるよ。丁度いいくらいの量でおいしいよ。」ということで、おそらく沖縄で初めての中華体験です。「当たり!」でした。海老、イカ、竹の子、ウズラ、・・・と、素材の味を壊さないように、包み込むような上品な味付け、850円は評価の分かれるところですが、ついてきたスープもトウモロコシを裏ごしした、上品な味がベースで大満足でした。

「台北飯店」那覇市松山1-33-7・098-861-8409

そのほぼ向かいにあったのが、「ブックショップ若狭」ふつーの古本屋さんなんですが、なぜかフラッと入ってみたくなりました。

「ブックショップ若狭」住所不明・098-861-9386

結果は◎でした。しまうた文化研究会発行の「しまうた」が1冊だけあったのですが、八重山は「黒島口説」、ちょうど練習しているところなので、不思議な巡り合わせに感動しました。しかも、ふつーの古本屋さんのせいか、価格も◎、たったの600円でした。ひょっとしたら、かなりの穴場かも。

ちなみに、この「しまうた」ですが、奄美からは、「かんつめ節」が紹介されていました。こちらは、ストーリーを考察しているのですが、情念の取り扱いなど、沖縄との違いを感じました。とても悲しいやりきれない内容の唄だったのだと、初めて知りました。

前から、いっぺん歩いてみたろ、と思っていたので、そのまま松山から国際通りへ、これは、×××でした。しかも、三味線と荷物持って。シャツグチャグチャになりました。

しかし、歩いていると、色々面白いものに出会います。極暑なので、テボテボ歩いていると、「味わえます・琉球島豚・アグー」の垂れ幕が。営業時間外だったので、お店の雰囲気はわからなかったのですが、次回は、チャレンジしてみたいと思います。

「平家亭」那覇市松山あたり・098-868-8222

ようやく国際通りにたどり着き、「ベロタクシー」に出会い、「絹の弦」や「里国隆」のCDと、「大工魂」のTシャツを買って(このへんはブログで先行紹介済みですのでここでは省略させてもらいます)、今回の最終目的地、栄町の暁書房へ向かいます。

前回(2月)、大工ネットの先輩に教えていただいて、「崎山節のふるさと」とゲットしたお店なんですが、今回も、色々ありました。

「いしがきの地名(1)」新本です。石垣市総務部市史編集部発行のもので、新刊の書店などではあまり見かけないので、購入。地名や川の名前などの方言名がわかります。

「こどもの遊び」こちらも新本、同じく石垣市総務部市史編集室発行のもので、明治・大正・昭和の石垣の子供の遊びが紹介されています。しかも、図解付きです。

「沖縄童謡集」平凡社の東洋文庫です。このシリーズは、見かけたら即購入と決めていたので、迷わずゲット。ちょっと、高くつきましたが。

このお店、工工四もかなりの数を置いてるんですが、今回探していた、安室流室山会のものは、ありませんでした。八重山のものは、ほとんどありません。このジャンルは、やっぱり八重山まで行かないと駄目なんでしょうか。

ということで、稽古つけてもらいに来たのか、買い物に来たのか、どっちなんやというようなしまらない日記になってしまいました。

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