あおくま果樹園(青森県・弘前市) |
|
山ぶどう隣接する畑からの農薬の飛散を避けるため、境界付近に、山ぶどう、プルーン、梅、栗など、様々なものを植えています。それでもあおくまさんは、「完全ではない。」と、とても誠実に語られます。 |
|
リンゴの古木りんごの木がある程度育ってくると、隣合う木の枝同士がぶつかって、邪魔し合います。通常はだましだまし2本とも残すのですが、そうすると日当たりが悪くなってりんごの味が落ちるので、あおくまさんはどちらか1本を切ってしまいます。この方法だと収量は落ちますが、丸々1本分の空間が出来るので、日当たりを確保しながら横に伸びていきます。この木は30年経った古木ですが、あおくま果樹園では古木のうちに入らないそうです。 |
|
すもも色々な種類のすももがありました。今年は実験的に土地との相性を見て、来年から本格的に収量を増やす予定です。 |
|
桃(白鳳)桃は、殺菌剤を1回使用しています。袋が裂けてしまうほどの特大です。桃は、葉と実が交互に生長する樹木で、葉がスッと伸びて止まり、次ぎに実がフワッと大きくなるんだそうです。自然のママにしておくと葉が多くなりすぎて実も大きくならないし、日当たりも悪くなるの(味が落ちる)で、人手でバランスを取ります。これだけ大きな実を育てるのには、かなりの技術を要するとか。 |
|
和なしもうすぐ収穫できます。今年は、ほんの少しですが、入荷があるかも知れません。品種は愛甘水(あいかんすい)。あおくまさんいわく、「昔は農薬なんて無かったんだから、洋なしはともかく、和なしは、無農薬で出来るでしょう。」と涼しい顔。 |
|
今年のイヴあおくま果樹園にしかないりんごです。今年も約3ケース入荷する予定です。成長は順調でした。 |
|
ハマナスこちらは、果実酒用です。とてもいい香りがするそうです。 |
|
クララ虫除けになるものを、いつも研究しています。この植物は、乾燥して煎じて使用します。 |
|
おばあちゃんが植えたカボチャの花おばあちゃんも畑の現役です。自家用の野菜をいっぱい作っています。 |
|
おばあちゃんのミニトマト甘くて美味しかったです。他にも、すもも、和なし、桃とたくさんもぎたてを果樹園でごちそうになりました。みんな、とっても美味しかったです。 |
|
オニユリ山の中では、ハッと目を引く色彩です。果樹園の中で。 |
|
左手にサクランボの木中程のドーム型の囲いの中です。今年初めて、たくさん送っていただきました。とっても評判が良くて、即日完売状態でした。果樹園の山側から見下ろして。右が作業小屋、明日晴れれば屋根のペンキ塗りが控えています。 |
|
あおくまさんは、お父さんから果樹園を受け継いだ、生まれながらのりんご農家です。うかがったお話の端々に、「見た目」「味」「品質」に対する並々ならぬ自信と、誇りを感じました。その伝統と経験をふまえた上で、無農薬栽培という新しい可能性にチャレンジしておられるのだということが伝わってきました。 「無農薬でも美味しくなければダメだ。」「出来れば、ひとつひとつ調べて、虫が入っていないことを確認したものだけ出荷したい。」そんな、言葉を聞いていると、大阪で、あおくまさんの果物を御客様に紹介させてもらっていることがとても嬉しく、かつ誇らしく思えました。 |
|
前のページに戻る | |