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空からの波照間、中央右が日本最南端の天文台(クリックで動画・QT形式・約5秒) 島の中心部・中央下が小中学校庭 正月のお供え 散歩・なっちゃん 約3cmの西瓜?この直後カメラが動作不能になる 宮城県代表の東北民謡 後冨底周二さん 最後はやっぱりカチャーシー |
今日波照間島に渡る。朝から天気がいいので飛行機は飛ぶだろう。おとうさんに見送られて、島を後にする。 波照間行きの飛行機は満席だった。悪天候が続いていたので、船が欠航して乗客が増えたのかもしれない。船が止まると、当日でも宿にキャンセルが入る。民宿にキャンセル料はない。 久しぶりのけだもと荘は変わりなく迎えてくれる。ここまで来ると、また帰ってきたという気持ちになるのである。全てが懐かしく何も変わっていない。旅するもののエゴであることはわかっていても、それが身体に染みるのだ。 波照間のお供えは3つである。左からもち、お重、御神酒で、もちはだいたい他県と同じ、だが近代化されていて、食べやすいように小さくパックされたものが中に入っている。(2日後に焼いて食べたのだが、ちょうどよい大きさで、とても美味しかった。なお、八重山の人は、本来、蒸して搗いた餅を焼いて食べる習慣はない。餅粉を練って蒸して、おつゆの具にするのだそうだ。) お重は一番上の飾りが付いた段にお米が入っていて、下の段は実は空っぽ。「作っても腐ってしまうから」とは納得のお言葉。 御神酒は島酒(泡波ではなく八重泉だった)で、作法としては、来客はまず、御先祖さまに挨拶してから手前の杯で御神酒をいただき、後ろにある塩を箸でつまんで少しだけいただく。終わったらもう一度挨拶する。 居間で振舞いの泡波をチビチビやっていたら、正月ということもあって、見知った顔が徐々に集まってくる。みんなで散歩に出かけ、知人に挨拶して、宿に帰ったら、夕食となる。 食べようとしたら周二さんが正月の挨拶に来られた。去年の6月に、男の子が産まれてとても幸せそうだ。そういえば、前年の5月に臨月の奥さんと一緒に石垣まで渡ったんだった。こういう変化はうれしい。島の平均年齢はどことも違わず、毎年上がっているのだ。 みんなでお祝いしながら三味線を弾き、何度も乾杯する。今日は「初沖縄旅行で波照間まで来てしまった」宮城県代表が、琉球三味線で東北民謡を披露、やっぱり旅する女性は芸達者である。 デジタルカメラの調子が悪く、前日までの画像を全部飛ばしてしまって、かなりブルーな気分だったのだが、すっかり復活してしまった。単純さは今年も変わらないらしい。 <後日談>帰阪後、もしやと思い、取り外したままにして置いたデジタルカメラのメディアを、パソコンで読み込んでみると、最後の1枚を除いて取り出すことが出来た。 さらに、パソコン側から、メディアの壊れたファイルを削除してやったら、カメラ側からも読み込むことが出来るようになった。これは明らかにカメラ側の設計ミスである。 ファイルが壊れた場合は、カメラ側からこそ削除できるようにしておくべきである。旅行中、パソコンを持って歩くわけにはいかないのである(持ってる人もいるが)。 |
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