生産者訪問記

塚原さん

1998年5月9日

奈良県都祁村


お気に入りの眺めだとか

見晴らしの良い山の

中腹に、塚原さんの畑はあります。その上は雑木林で集落もありません。塚原さんはそこに湧き水を引き込み、畑を開きました。10年かけて少しづつ耕地を増やし今では多種類の野菜を育てています。(写真左)


アスパラって土筆みたい

空気も水も清々しい

畑で育った野菜は、柔らかできれいでした。「ちぎって食べてみて」と言われてそのまま生で食べたスナックエンドウはとても甘くておいしかったです。(写真右)収穫まで時間がかかるアスパラも元気でした。


スナックエンドウ

毎日が虫との戦い

野菜がきれいに見えるのも当然。塚原さんは虫退治に大忙しの毎日を送っています。ネットを張っていても近くの葉に、それも裏に虫が卵を産むそうです。毎日見ていても全部は取りきれないそうです。(写真右)


虫よけのネット

敵は虫だけではなかった

去年は、芋類を中心に大分猪の被害にあいました。そこで今年は、猪よけのフェンスを作り猪が好きな順番に奥から野菜を植え、被害が出ても最小限で済むように工夫しました。(写真下)


苗を育てるハウス

大切に育てる工夫

気候が厳しいので、定植までの間ハウスで育てます。直まきよりは手間がかかりますが、強い苗を選んで定植できるのでかえって効率が良いそうです。塚原さんの野菜は愛情たっぷりです(写真左と写真下)


猪よけのフェンス

蝶々に罪はないけど

帰る頃に、蝶々がひらひらとやって来ました。農薬を使わないので自然が生きています。とは言っても苦労話を聞いた後だったので複雑な気持ちになりました。虫食いの野菜も大事に食べようと改めて思いました。


モンシロチョウ

他にも野菜がいっぱい

元気に育っていました。全部は紹介できませんが、カブラ・キャベツ・ほうれん草・エンドウ・人参・レタス・さつま芋・里芋等様々な種類の野菜をほとんど一人で育てています。(写真下3枚)


カブラは地上に生える?


蝶々の好物はキャベツ


ほうれん草ももうすぐ出荷

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